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イノベーターとしての歩み

未来を切り拓くイノベーション

2011年、第一三共は血栓症の治療薬であるエドキサバン(国内製品名:リクシアナ)を世の中へ送り出しました。

エドキサバンは、30年以上もの間、多くの社員の手によって挑戦のバトンを繋ぎながら生み出された
国内初の経口FXa阻害剤であり、次代を担う大型新薬として第一三共が期待している製品です。

創業約100年の三共と第一製薬の伝統と歴史が融合した第一三共には、長い歴史の中で培った創薬研究力とイノベーション力があり、
これまでにも数多くの新薬を生み出してきました。絶え間ないイノベーションの歩みを、ご紹介します。

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年表

  • 2012
  • 2011
  • 2010
  • 2009
  • 2003
  • 2002
  • 1993
  • 1989
  • 1986
  • 1985
  • 1980
  • 1965
  • 1952
  • 1951
  • 1921
  • 1915
  • 1910
  • 1902
  • 1899

2012

第一三共の歴史

世界初のメカニズムを持つ抗体医薬『ランマーク』発売

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ランマーク

世界初のヒト型抗RANKLモノクローナル抗体。
治療選択肢の少ない多発性骨髄腫や骨転移を有する「がん患者」の方の日常生活に著しい影響を与える骨痛、麻痺、骨折といった症状の発生を抑制する。
さらには、骨巨細胞腫においても増殖や骨の破壊の抑制が期待でき、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受け効能を追加。新たな治療機会を提供し、患者さんに貢献している。

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2011

第一三共の歴史

認知症治療に、新たな選択肢『メマリー』発売

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メマリー

世界で唯一のメカニズムであるNMDA受容体拮抗作用を有し、症状の進行抑制が期待できるアルツハイマー型認知症治療薬。認知症患者の増加が社会問題となっている中、日本で使用できる治療薬は約10年以上たった一剤に限られていた。患者さんとそのご家族が穏やかな日常を過ごせるよう、第一三共は「メマリー」の普及を進め、薬物治療の幅を広げている。

既存薬の課題を克服、江戸から生まれた新薬『エドキサバン』発売

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エドキサバン(国内製品名:リクシアナ)

30年以上にわたる研究の結果、国内初の経口FXa阻害剤として創出に成功した血栓症治療薬「エドキサバン」。
第一三共が、整形外科領域の治療を皮切りに、メインターゲットである脳塞栓治療の貢献にまで開発を発展させ、さらには国内のみならず世界の患者も救うべく取り組んでいる製品である。エドキサバンの「エド」は、この薬の研究をスタートした研究センターがある江戸川区に由来しており、メイドインジャパンの象徴ともいえる。

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2010

第一三共の歴史

1回の吸入で治療が完結『イナビル』発売

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イナビル

長年にわたる抗菌薬の開発・販売により感染症領域の実績を持つ第一三共が創製した、純国産の長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤である抗インフルエンザウイルス薬「イナビル」。
既存薬は1日2回5日間服用するが、「イナビル」は1回のみ。患者さんにとって服用が易しく、薬の飲み忘れを防ぐといった「高い利便性」を持つ薬剤である。さらには患者の家族・周囲が服用することで「二次感染の予防」にも効果がある。

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2009

第一三共の歴史

既存薬よりもスピーディーに高い効果を発揮『プラスグレル』発売

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プラスグレル(国内製品名:エフィエント)

血小板の凝集をおさえ、動脈の狭窄・閉塞を防ぐ血栓症治療薬。心筋梗塞や狭心症などの再発を抑えることが期待できる。
既存の標準治療薬よりも「強い血小板凝集抑制作用」と「速い薬効発現」を示し、現在世界70カ国以上で販売。第一三共が開発し、次世代主力製品として期待する薬剤である。

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2003

三共の歴史

日本が生んだカルシウム拮抗剤『カルブロック』発売

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カルブロック

血管の平滑筋にあるカルシウムチャネルの機能を阻害して、血管拡張作用を示すカルシウム拮抗剤。そのカテゴリーに属し、日本で創出されたカルブロックは高血圧や狭心症の治療へ貢献している。また、作用メカニズムの異なる「オルメサルタン」と組み合わせた配合剤もラインナップとして取り揃え、幅広く高血圧治療で用いられている。

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2002

三共の歴史

三共として初の国際共同開発品『オルメサルタン』発売

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オルメサルタン(国内製品名:オルメテック)

強い降圧効果と持続性を持ち合わせつつ、優れた臓器保護作用が期待できる高血圧症治療薬のアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤。現在、オルメサルタンファミリーとして、異なるタイプの薬剤を組み合わせた配合剤等を含めて、世界100カ国以上で販売。高血圧症治療への貢献と第一三共グループの発展を支えている。

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1993

第一製薬の歴史

より優れた抗菌剤の追求を経て誕生『レボフロキサシン』発売

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レボフロキサシン(国内製品名:クラビット)

1985年に発売した「オフロキサシン」の優れた点を保持したまま、抗菌力と安全性をさらに高めるための研究を続け、1993年、トップクラスの合成抗菌剤として開発に成功。呼吸器感染症の中心的薬剤としての位置付けを10年以上にわたって維持し、国内外における感染症治療の重要な役割を果たしている。現在、世界120カ国以上で販売。

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1989

三共の歴史

世界に大きな影響を与えた革新的新薬『プラバスタチン』発売

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プラバスタチン(国内製品名:メバロチン)

食生活の欧米化が進み患者数が急増している高脂血症。
高脂血症が進んだ場合、不安定狭心症や心筋梗塞などの重篤な疾患の発症にも繋がり、突然死に至る場合もある。
「プラバスタチン」は、世界初のメカニズムである「HMG-CoA還元酵素阻害剤」であり、高い効果と安全性が認められ、その後の高脂血症治療薬開発への道を切り拓いた。現在、世界100カ国以上で販売されている。

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1986

三共の歴史

“3S”を備えた鎮痛・抗炎症薬『ロキソニン』発売

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ロキソニン

強い効果(Strong)、速効性(Speedy)、高い安全性(Safety)、“3S”を備えた鎮痛・抗炎症薬。現在では、医療用として錠剤、細粒、テープ、ゲル、パップの剤型を持つ。さらに2011年にOTC医薬品「ロキソニンS」としても発売され、多様なニーズに応える薬剤として、発売以来、多くの患者さんに使い続けられている。

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1985

第一製薬の歴史

20年もの歳月をかけ誕生『オフロキサシン』発売

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オフロキサシン(国内製品名:タリビッド)

1,000を超える合成物質の中から開発された感染症治療薬「ニューキノロン系合成抗菌剤」。
呼吸器感染症をはじめとした感染症に優れた効果を発揮し、世界120カ国におよぶ国々で販売。この「オフロキサシン」の化学構造を発展させ、さらに高い安全性と抗菌力を求めて開発された薬剤が、1993年発売の「レボフロキサシン」である。

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1980

三共の歴史

国産初の自社開発セファマイシン系抗生物質注射剤『セフメタゾン』発売

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セフメタゾン

イギリスのフレミングによる「ペニシリン」発見以降、多くの抗生物質が開発された。一方、人々が抗生物質を服用し続けると、細菌がその抗生物質へ耐性を持ち、効果が得られなくなることから、新たな抗生物質の創出が求められた。
「セフメタゾン」は、「ペニシリン」など他の薬剤では効果がなかった炎症に対して、優れた抗菌力を発揮する。

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1965

第一製薬の歴史

三共の歴史

世界の研究に拍車をかけた抗プラスミン剤『トランサミン』発売

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トランサミン

抗プラスミン剤は、血液を溶かす物質の働きを抑制して、止血の作用を発揮する。第一製薬は1954年、世界初の抗プラスミン剤「イプシロン」を開発。
さらに、少量投与で効果を得られ、副作用が少ない「トランサミン」を開発し、手術時の止血をはじめ、多くの出血性疾患に貢献。世界のプラスミン研究に拍車をかけるなど、影響を与えた。

ビタミンのパイオニアによるさらなる進化『ビタメジン』発売

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ビタメジン

1910年にビタミンB1を世界で初めて発見した三共は、「ビタミンのパイオニア」として、戦後のビタミン剤開発において常に主導的役割を果たし続けた。これまでの成果を基盤に、初めての「ビタミンB1・B6・B12配合剤」の研究に着手、「ビタメジンカプセル」として発売した。さらに、3年後にOTC医薬品としても発売した。

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1952

第一製薬の歴史

国内の結核死亡率低下に大きく貢献『イスコチン』発売

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イスコチン

1915年の「アーセミン」発売を通じて感染症治療に貢献した第一製薬は、戦後の日本において国民の生命を脅かす最大の病である「結核」に標的を定めた。
結核の撲滅に向けて結核化学療法剤「パスナール」を皮切りに、その後は「イスコチン」や「ネオイスコチン」といった薬剤を世の中に送り出し、結核死亡率の引き下げに大きく貢献した。

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1951

三共の歴史

国産化と製品価値向上に成功『クロロマイセチン』発売

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クロロマイセチン

米国企業が世界各国で発売していた抗生物質「クロロマイセチン」。内科・小児科・泌尿器科系などの症状に、卓越した効果を発揮する。
細菌に対する特効薬として急増する需要に応えるために、三共が日本での製造を担った。国産化だけでなく、コスト低減と品質向上に成功し、他の後発製剤との激しい競争に耐え得るだけの力を持った薬剤となった。

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1921

第一製薬の歴史

新薬メーカーへの第一歩『ボスミン』製造開始

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ボスミン

血管収縮止血・喘息治療薬「ボスミン」の発売は、国産の合成アドレナリンの先駆けとなり、新薬メーカーとしての第一製薬の技術力に対する評価の向上、そして、医療現場への多大な貢献に繋がった。

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1915

第一製薬の歴史

慶松勝左衛門博士が、第一製薬の前身「アーセミン商会」を創業 医薬品の国産化発展の起点『アーセミン』発売

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アーセミン

第一次世界大戦により、日本はドイツからの薬の輸入が途絶え、国家的危機が発生。慶松勝左衛門博士が純良な医薬品を日本の力で供給することを目指し、梅毒の治療薬「サルバルサン」の国産化に取り組んだ結果、難しい化学合成技術を駆使して成功。製品名を「アーセミン」と名付けた。
このような時代背景をきっかけに、医薬品の国産化に向けての動きが加速した。

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1910

三共の歴史

三共の学術顧問、鈴木梅太郎博士が“米ぬか”から「ビタミンB1(オリザニン)」を発見し、ビタミン学説の基礎を確立

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オリザニン

江戸時代より、日本では「脚気」が流行し、多くの人々が亡くなった。脚気は主に食生活の偏りから生じる「ビタミンB1」の不足によって発症。手足のしびれや全身の倦怠感といった症状があり、悪化すると死に至る。
鈴木梅太郎の「ビタミンB1」発見によって、脚気患者は大幅に減少した。

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1902

三共の歴史

三共の初代社長、高峰譲吉博士が世界で初めて抽出に成功『アドレナリン』発売

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アドレナリン

高峰譲吉博士が抽出に成功した、止血作用と血圧上昇作用を持つ副腎ホルモン「アドレナリン」は、従来の副腎ホルモンとは比較にならない圧倒的な効果で、医学会を驚かせた。内科、外科をはじめ耳鼻咽喉科、歯科、眼科、皮膚科など多くの医療分野で使用され、「アドレナリン無き治療は無し」とまでいわれた革新的薬剤である。

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1899

三共の歴史

三共の初代社長、高峰譲吉博士が世界で初めて抽出に成功『アドレナリン』発売

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タカヂアスターゼ

高峰譲吉博士(後に三共初代社長に就任)が、胃腸の働きを助け、消化不良を解消する消化酵素「タカヂアスターゼ」を“麹菌”から発見。研究者Dr.高峰を世界に知らしめる薬剤となった。

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